夏バテを解消し、老けない身体を作る食生活のコツ


夏バテを解消し、老けない身体を作る食生活のコツお盆が終わり、八月も残すところあとわずかとなりましたが、

暑さはまだまだ続きそうですね。

 

連日の猛暑で、なんだか身体が重く、だるさが抜けないなど、

夏バテになってしまっている方も多いのでは。

 

夏バテや疲れは、身体へのダメージの現れですので、

長引かせずに、できるだけ早く回復させてあげましょう。

 

なにより「疲れがとれにくくなった」と感じること自体、

身体の修復機能の低下、すなわち老化が進んでしまっているサインです。

 

疲れを感じにくくし、身体を老け込ませないようにするためには、

やはり食生活が大事です。

 

 

疲れの原因とは?

 

疲れの原因になる物質は乳酸と活性酸素です。

 

以前は身体の疲労感は、乳酸が溜まることが原因とされていましたが、

現在では、他にも活性酸素が大きな役割をすることがわかってきました。

 

活性酸素は本来、ウィルスなどの外敵から身体を守るためにあるものですが、

これが増えすぎると、本来攻撃するべき外敵だけでなく、

通常の細胞などにも影響を及ぼして、酸化させてしまうことになり、

疲れを感じさせたり、血管や肌などにダメージを与えたりして、

老化の原因になると考えられています。

 

そして、活性酸素は、ストレスなどによって増加するようですが、

ストレスと一口にいっても様々なものがあります。

 

精神的なダメージはもちろん、

夏場、多い冷房の効いた部屋と暑い屋外を行き来する時の温度差など、

ささいなことも身体にとってはストレスの一因になってしまいます。

 

現代では普通に日常生活を送るだけでも、

さまざまな場面で活性酸素を作る要因があると言えそうですね。

 

 

身体をダメージから守る抗酸化物質とは

 

そうして増加した血液中の活性酸素の悪影響から

身体を守ってくれる物質は、抗酸化物質と呼ばれています。

 

身体を疲れさせないようしにし、老けさせないようにするために、

抗酸化物質となる成分を、食べるものから積極的に摂ることが大切です。

 

抗酸化物質を含んでいる食材の例として、下記のものが挙げられます。

 

  • 鮭やイクラ → アスタキチンサン
  • 鶏胸肉やカツオ、マグロ → イミダゾールジペプチド
  • トマトやじゃがいも → α-リポ酸
  • イワシやほうれん草 → コエンザイムQ10
  • カツオや羊肉 → L-カルニチン

 

 

さらに疲労を回復させるために

 

また、活性酸素による酸化を防止するだけでなく、

他の栄養素も複合的に摂取することで、より効果が高まります。

 

  • 血行を改善してくれるDHA(まぐろ、真鯛、さば、ブリ、サンマ、イワシ)
  • 代謝を高めてくれるビタミンB1(豚肉、レバー、うなぎ)
  • 免疫力を高めてくれるβグルカン(きのこ類)
  • 疲労を回復させるクエン酸(酢、ゆず、梅干)
  • 自律神経を整えるパントテン酸(レバー、納豆、たらこ)

 

疲れる前に身体の機能を高めるような効果のある食品などを摂ることで、

より疲れを感じにくい、老けにくい身体にすることが可能です。

 

これらの成分は1種類のものだけを食べ続けるのではなく、

様々な成分をバランス良く摂取することも大切です。

 

また、先ほど挙げた抗酸化物質のうち、

アスタキサンチンには免疫力を高める効果があり、

α-リポ酸には代謝を高める効果があります。

 

このように抗酸化だけでなく、

複数の効果が期待できる成分や食材もありますので、

こうした成分が多い食材、また複数の成分が多く摂取できる食材を上手に組み合わせると、

より効果的に疲労と老化に対抗することが出来ます。

 

複数の成分を含んでいる、

特におすすめの食材は下記のものになります。

 

  • カツオ(アスタキチンサン+L-カルニチン)
  • イワシ(DHA+コエンザイムQ10)
  • ほうれん草(コエンザイムQ10+α-リポ酸)

 

 

夏場に不足しがちな栄養素を補うことも忘れずに

 

特に、夏場不足しがちな栄養素をしっかりと補うことも重要です。

 

夏バテの主な原因はビタミン、ミネラルの不足と言われていて、

ビタミンB1、ビタミンB2、そしてクエン酸が不足していると、

身体にダルさを感じるようになってしまいます。

 

汗をよくかくようになってビタミンとミネラルが身体から失われること、

さらにそうめんや冷やしうどんなど、

さっぱりしたものだけで食事を済ませてしまうことによって、

夏場はこれらの栄養素が不足しがちになるのです。

 

また、気温が15度から35度に上昇すると、

体内で消費されるビタミンB1が3倍になると言われていますので、

暑さの面からだけでも、夏場はビタミンB1に陥りやすいのです。

 

ビタミンB1、ビタミンB2は、

脂肪や糖質をエネルギーに変えるために必須の物質です。

 

ビタミンB1、ビタミンB2が不足した状態になると、

体内で充分なエネルギーを作ることができなくなり、

さらに疲労物質である乳酸が溜まって、夏バテ状態になってしまいますので、

だるさや疲労感をとりさるクエン酸とともに、積極的に摂るようにしましょう。

 

 

ビタミンB1、ビタミンB2を多く含む夏バテ防止・解消の食材

 

そんな身体のエネルギーを生み出すのに必須となる

ビタミンB1、ビタミンB2を含む食材として下記のものが挙げられます。

 

  • 豚肉(特にモモ肉、ひれ肉)
  • レバー
  • 枝豆
  • 納豆、豆腐
  • 玄米
  • うなぎ(ビタミンB1)
  • イワシ
  • ゆず

 

また、ビタミンB1、ビタミンB2をきちんと体に吸収するには、

アリシンという栄養が必要になってきます。

 

アリシンを含む食材には、

ネギ、ニンニク、にら、 たまねぎなどが挙げられますので、

これらの食材も一緒に調理するのがお勧めです。

 

 

クエン酸をたくさん含む夏バテ防止・解消の食材

 

運動した後などの疲れにも効果的なクエン酸は、

酸っぱいものにはたいてい入っています。

身近にある食材として下記のものが挙げられます。

 

  • ゆず
  • グレープフルーツ
  • レモン
  • 梅干

 

ゆずはクエン酸とビタミンCを非常に多く含み、

含有率はレモンの3倍、温州みかんの5倍になります。

 

また、ビタミンB1、ビタミンB2のほか、

鉄分、カリウム、カルシウムも含んでいますので、

夏バテ防止のためにぜひ摂りたい食材ですね。

 

 

今回紹介した抗酸化物質を含んでいる食材や、

夏バテ解消に効果のある食材を上手に組み合わせて、

毎日の食生活に取り入れることで、

夏バテを解消し、老けない身体を作るために役立ててくださいね。