そうだ、京野菜を食べよう


そうだ、京野菜を食べよう9月に入り、秋の訪れが待ち遠しい時期になりましたね。

 

秋といえば、行楽の季節であるとともに、

食べ物が美味しい季節でもあります。

 

美しい景色と、美味しいご飯を求めて、

京都に出かけたくなるところではありますが、

忙しい毎日、遠くまで足を伸ばすことが難しい方も

多いのではないでしょうか。

 

それならばせめて、食卓で京都を楽しむために、

京野菜を食べてみるのはいかがでしょうか。

 

最近は京野菜がスーパーに並ぶことがあったり、

京野菜を料理に使ったお店も増えてきています。

 

京野菜は、形や色が独特なものが多く、

見ているだけでも風情も感じさせてくれます。

京都は水もおいしく、土地も豊かで気候に恵まれているので、

野菜がのびのびと育ち、おいしく出来上がるのです。

 

また、夏は暑く、冬は寒い、という温暖の差も、

おいしい野菜を作るのに一役買っているそうです。

 

そんな京野菜には栄養分もたっぷり含まれていて、

特にビタミン、ミネラル、食物繊維といった、

美容にとても重要な栄養素をたくさん摂ることができます。

 

そんな京野菜のことをもっと知って、

もっとおいしく野菜を食べてキレイになりましょう。

 

 

九条ねぎ

 

九条ねぎは京野菜のなかでも、

最もよく知られている野菜ではないでしょうか。

 

九条地区で多く栽培されえていたといわれる九条ねぎは、

細長いのが特徴です。

 

緑色の部分はほのかに甘く、風味があり上品な味です。

カロテンやビタミンBを多く含むおいしいねぎです。

 

 

賀茂なす

 

これもよく知られている京野菜の一つです。

 

丸くてかわいらいい外見も特徴です。

ギュッと身がしまっていて、甘いなす。

田楽などでおいしくいただけますね。

 

賀茂とまと

 

トマト独特の香りと甘さ、適度な酸味が特徴です。

木で熟成させた、どこか昔なつかしい「本物のとまと」です。

 

ビタミンA・C・Uとカリウムが豊富で、体内の余分な塩分を排出し、

肌荒れ解消、動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果的です。

また、脂肪を分解し、肝機能を元気にしてくれます。

 

 

 

水菜

 

これはスーパーでよく見かける野菜ですね。

鍋やサラダなどでおいしくいただきます。

 

これは江戸時代以前から京都でつくられてきたと言われる伝等野菜です。

あのしゃきしゃき感がたまらなくおいしさを引き出していますね。

 

水菜にはビタミンK、葉酸、ビタミンC、カルシウム、ビタミンE、鉄が多く含まれていて、

貧血の改善や美肌のためにうれしい野菜です。

 

聖護院だいこん

 

丸くて大きな実のだいこん。

辛味が少なく、甘味があり、煮崩れしにくいという特徴があります。

 

ビタミンCとカルシウムが豊富な京野菜です。

鍋ものにはよく使われる野菜です。

 

 

聖護院かぶら

かぶ特有の風味に加え甘みがあり歯切れがいいのが特徴です。

また大きさは日本一と言われ、直径20cm以上、重さは4キロにもなります。

 

ふくよかな丸みと、白く艶やか表皮が目を引き、

その美しさは「畑の宝石」ともいわれています。

透き通るように白くて、漬物には欠かせない歯切れの良さがあります。

 

聖護院かぶらの白さはフラボノイド系の色素によりもので、

活性酸素の除去や血圧の調整などの抗酸化作用、抗菌作用が期待できます。

 

 

えびいも

 

エビのような縞模様があることから、

このような名前で呼ばれることになったおいもです。

 

さといもの一種で粘り気があり、身もしまっているおいもで、

人気のある京野菜の一つです。

含め煮にすると、とてもおいしく食べられます。

 

えびいもには脂肪の燃焼を助けるビタミンBが含まれている上、

穀類のデンプンとは性質の異なる低カロリーの野菜で、

ダイエット中の食事にもおすすめです。

また、ぬめりの正体であるムチンには解毒作用があり、

肝臓・腎臓を丈夫にしたり、老化防止の効果もあります。

 

 

京たけのこ

 

京都の粘土質の土壌や雨の量、気温などが、

京たけのこをおいしく作り上げます。

 

最上級の京たけのこは、数分ゆがくだけで、

梨やりんごのような風味になります。

京都らしさを味わえる野菜です。

 

京たけのこはたんぱく質と炭水化物が多く、カリウムもたっぷり含んでいるので、

血圧を下げて新陳代謝を良くし、脳の働きを活性化させると言われます。

新陳代謝を高め、うまみのもとであるアミノ酸「チロシン」も含み、

脳内物質のドーパミンの生成を促し、ボケ防止に役立つそうです。

 

 

万願寺とうがらし

 

肉厚で甘味のあるとうがらし。

やわらかくて誰でも食べられるのが特徴です。

 

ピーマンのような食感で食べやすいとうがらしです。

大きくて食べ応えもあり、とうがらしの王様とも呼ばれています。

 

ビタミンAとビタミンCについて言えば、

ピーマンよりも多く含まれている栄養満点の野菜です。

 

 

丹波黒豆

 

大粒でつやつやしている黒豆。

味もしっかりとしていて、煮崩れもしにくく、

煮豆などにもよく使われてます。

 

もっちりとした食感も食べ応えがあります。

アントシアニンが豊富で美容にも良く、

大豆のサポニンは、脂肪分解、コレステロールと中性脂肪の低下に効果的です

 

 

丹波くり

 

甘味と香りがとても豊かなくりです。

京料理だけでなく京菓子にも重宝されています。

 

ビタミン類やミネラルたっぷり含まれています。

サッと火を通してから煮るだけで甘味がさらに増します。

 

 

くわい

 

さくさくとした歯ごたえが最高です。

甘味もありますが、ほろ苦さもある不思議な味がします。

 

勢いよく芽が出るので縁起が良いとされ、

お正月料理によく使われます。

炒め物としても、丸ごと素焼きにしても

ほくほくとした美味しさがあります。

 

くわいは栄養豊富で高エネルギーの根菜で、炭水化物やタンパク質が豊富です。

ビタミンB1、カリウムが含まれ、脂肪燃焼、疲労回復、高血圧低下などの効果があります。

また、根元に含まれる苦み成分は、プロテアーゼインヒビターといわれる物質で、

発ガン遺伝子の活性を抑制したり、免疫力アップをサポートします。

 

 

京うど

 

独特の香りとさくさくとした食感が楽しめます。

 

皮をむいて酢水につけて食べたり、サラダに使われることも多く、

きんぴらや天ぷらなどでも食べます。

 

うま味の素であるアミノ酸の一種、アスパラギン酸が多く含まれていて、

体内の新陳代謝を高めて疲労回復に効果があるほか、

カルシウムやカリウムなどのミネラルを体の隅々まで運ぶ働きもします。

 

 

京人参

 

鮮やかな赤い色が特徴的で、長さは様々ですがスリムな形をしています。

正月料理に使われるなど、季節感を感じさせてくれる品種で、

晩秋から1月にかけて出回り、それ以外の時期にはほとんど見かけることがありません。

 

肉質がやわらかい割に煮崩れしにくく、甘味があって、

人参臭さは少ないですが特有の風味が一般的なニンジンよりも強く感じられます。

一般的なオレンジ色のニンジンと比べ栄養成分が多く含まれており、

赤い色にはβカロテンはもちろんリコピンも沢山含まれています。

 

 

堀川ごぼう

 

2年がかりで栽培される大型のごぼうです。

 

堀川ごぼうは食べる箇所によって違う味わいが楽しめます。

太い胴の部分は肉質がち密でやわらかく、肉詰めなどの煮物に最適ですし、

先端の細い部分はさっと炒めてきんぴらなどにすれば、

食感、香りも良くおすすめです。

 

 

鹿ケ谷かぼちゃ

 

ひょうたんに似た形のかぼちゃで、観賞用としても用いられます。

 

通常のかぼちゃよりも栄養価が高いことでも知られています。

ビタミンCが豊富で、リノール酸も多く、

血中コレステロールを下げる作用もあるとされています。

 

水気が多く煮物などで多く食べますが、

形が面白いので肉詰めなどで食べられることもあります。


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