身体を芯から冷えさせない、効率的な温め方


身体を芯から冷えさせない、効率的な温め方昼間は日差しを暑く感じることはあっても、

夜中・朝方にはひんやりと肌寒くなり始める季節の変わり目は、

気温も不安定で体調を崩しやすい時期です。

 

冷え性の方は、特に手先・足先など身体の末端の冷えが、

そろそろ気になり始める頃ではないでしょうか。

 

身体の冷えは末端のほうを気にしてしまいがちですが、

末端の冷えている部分をケアするだけでは、

身体の芯から温まること難しいものです。

 

末端を温めるよりも効率的に身体を温めるにはどうしたらよいか、

本格的に寒くなり始める前におさらいしておきましょう。

 

 

効率よく身体を温められる場所

 

●脇の下、鼠蹊部

脇の下と鼠蹊部(そけいぶ=太ももの付け根の前部)を温めると

効率的に身体の芯から冷えを取り、温めることが出来ます。

 

鼠蹊部を温めるためにマッサージをするのも有効です。

左右の脚の付け根に両手を置き、優しく30回程度さすりましょう。

 

●おへそ周り

内臓がたくさん詰まっているお腹を温めて、

冷えないように保護してあげることで、

末端にも血液が巡りやすくなり、身体の冷えを取ることが出来ます。

 

●首

首や足首は皮膚が薄いため、皮膚下を流れる血液を温めると、

その血が全身に流れることで身体が温まります。

 

首には太い血管があり、ここが冷えたままでは身体が温まりません。

夜、外に出るときはストールを巻いたりして、

首から熱を逃がさないようにしましょう。

 

●脚

しっかりと覆える長さの靴下やタイツで保温しましょう。

また、温める場所によって、体感温度が違います。

 

足先が一番冷えますが、ももからも熱が逃げていることが多くあります。

オフィスで座って仕事する人はひざかけが効果的です。

寝る時は、靴下で足先、レッグウォーマーでふくらはぎを温めるといいでしょう。

 

●ひじ・ひざ

ひじとひざも、全身に冷えを行き渡らせてしまう、冷えの出発点です。

 

夏の場合、この2か所を冷やすと体全体の温度が下がるので、

暑い日に冷やすのには効果的ですが、寒くなり始める時期には、

逆に守らねばいけない個所です。

半袖ではなく肘が隠れるくらいの七部袖にするだけでも、

身体の熱を保つ上で、大きな変化が実感できますよ。

 

あまり知られていませんが、ひじを冷やすと、目にも影響が出ます。

目に負担がかかると、肩も凝る…という悪循環を生みます。

 

冷えチェックには、ひじを注意して触ってみてください。

ツンと冷たく固くとがっていたら体の冷えは始まっています。

 

●鼻・口

鼻から入った冷気は脳のすぐそばを通るため、

脳が必要以上に寒さを感じてしまうことがあります。

 

マスクやハンカチなどで鼻と口を覆い、

冷たくなった外気をじかに吸い込まないようにしましょう。

 

 

大きな筋肉を動かす

 

筋肉を動かすと、血行を促進することができるだけでなく、

体内で熱を発生させてくれます。

 

手先や足先の末端組織には大きな筋肉がありません。

 

おなかや二の腕、お尻、太ももなどのより大きな筋肉を動かせば、

効率よく全身を温めることが出来ます。

 

 

お腹の中から身体を温める

 

手足を温めたいときは、直接手足を温めるより、

身体の中心部を温めるほうが効果的です。

 

よく飲む緑茶やコーヒーは、

身体を冷やしてしまうので控えるようにして、

体を温めてくれる中国茶や紅茶を飲むようにしましょう。

 

しょうが、長ねぎ、こしょう、赤唐辛子で代謝を高めると、

さらに身体の芯から温まります。

 

 

冷えは万病の元と言われています。

 

年末へと向けて忙しくなりがちなこれからの季節は、

体調を万全に整えておきたいものですね。

 

冷えからしっかり体を守り、

元気に一年の締めくくりをしてゆきましょう。