若返りの秘訣は骨から!骨折り損にならないアンチエイジング法


若返りの秘訣は骨から!骨折り損にならないアンチエイジング法お肌や髪、体型など、目に見える部分のケアには、

みなさんも日々の生活の中で意識されていると思います。

 

しかし、目に見えない骨のケアはどうでしょうか?

 

骨のトラブルとして最も耳にする機会が多いのは、

「骨粗しょう症」ですよね。

 

骨粗しょう症になる可能性が高まるのは40代以降とされているため、

心配するのはまだまだ先でいい病気と思いがちですが、

食事量を減らすダイエットをされている方や、

喫煙習慣や運動不足の生活を続けている方の場合、

20代、30代でも骨粗しょう症になることがあります。

 

骨粗しょう症とは、骨の内部でカルシウムなどのミネラルや

たんぱく質の含有量が下がり、骨の密度と強度が低下した状態のことをいいます。

このような状態になると、軽い負荷でも骨が折れやすくなってしまいます。

 

また、骨は体を支えているだけでなく、骨の内側にある骨髄で

血液のもとになる赤血球や白血球を作る働きをしています。

さらに、身体を守るバリア機能を備えたリンパ液も骨髄で作られています。

 

そのため、骨密度が低くなるということは、

血液やリンパ液を必要な分だけ作れなくなることでもあり、

身体がだるい、疲れやすいなどの貧血症状を引き起こしたり、

病気にかかりやすい身体になってしまう可能性があります。

 

骨密度の低下は骨の老化のバロメーターになりますから、

年に一度は骨密度を測定しましょう。

 

 

貧血も美容の大敵です

 

貧血と聞くと、身近な問題に感じるという方、

今まさに悩まれている若い方も多いのでは。

 

私たちの体は、生命維持のために必要な部分へと優先的に

酸素と栄養を届けようとします。

となると当然、お肌や髪よりも内臓などのほうが優先され、

お肌や髪にまで充分な栄養や酸素が届かなくなってします。

貧血のときよく青白い顔になるのは、

お肌が酸欠状態になっているからなのです。

 

このようなお肌の状態が続くと、皮膚の新陳代謝のスピードが低下し、

肌荒れ、かさつき、乾燥、古い皮膚によるシミ、シワなどが現れ、

お肌の老化が進みやすくなります。

 

これでは、どんなに毎日スキンケアを頑張っていても、骨折り損ですよね。

さらに、血流が乏しくなるということは体温も上がりにくくなり、

代謝が落ちて太りやすい身体になってしまいます。

 

 

骨の衰えにはこんな影響も!

 

年を取ると顔のカタチが変わってきますよね。

それは重力による肌の老化によるたるみのせいばかりではないのです。

実は頭蓋骨の老化が関係しているのです。

 

頭蓋骨が老化すると骨が広がり、

骨の上にのった筋肉が伸びてたるんだり、顔が大きくなったり、

目の周りのくぼみが広がり、クマやシワなどができたりします。

 

皮膚を乗せている骨のカタチが崩れることで、顔のカタチが崩れ、

それに伴い肌が伸びたり、筋肉や脂肪が伸びて、

肌のたるみやシワを引き起こしてしまいます。

 

つまり、骨の老化は、肌の表面からも内側からも、

老化を加速させてしまうわけなのです。

 

 

骨を元気にするには

 

このようにさまざまな困った症状を引き起こしてしまう

骨の老化、骨粗しょう症の原因としては、

老化によって骨を作る細胞の働きが弱くなったり、

この細胞に刺激を与える運動量が少なくなったり、

腸管からのカルシウムの吸収を助けるビタミンDが不足し、

カルシウムの吸収が低下することなどが挙げられます。

 

ですので、食事や運動などを見直し、生活の改善を行うこと、

すなわち、「骨から行うアンチエイジング」がとても大切なのです。

 

 

骨を鍛える運動

 

運動して骨を鍛えるというと、イメージしづらいかもしれませんが、

運動をすることによって骨が刺激をうけると、骨の細胞が働き出して、

骨の形成を促す指示を伝えるようになります。

 

すると、カルシウムが取り込まれて、新たな骨の細胞が形成されるようになるのです。

つまり、骨は、重さ(体重)や運動という負荷を感じて、

身体を支えるために必要な骨を自身でつくり出しているのです。

 

大切なことは、寝ているよりも座っている方が、座っているよりも立っている方が、

立っているよりも歩いている方が、骨を強くするためには良いということです。

運動する時間がなくても、日頃からこまめに動くよう意識し、骨に刺激を与えれば、

カロリーの消費量が増えダイエットにも効果的です。

 

骨の老化を防ぐ運動は、ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、

ちょっと筋肉に負荷をかける運動がおすすめです。

ただし、骨密度が低い状態で筋トレなどを行なうと骨折の危険もありますから、

まず骨密度の測定をして異常がないかどうか確認しましょう。

 

喫煙や過度のアルコール摂取は骨の栄養に欠かせないビタミン類を破壊し、

骨密度を低下させる要因になります。

また肥満も骨に大きな負担となり、運動不足にもなりやすいので、

骨の老化を早めると言われています。

 

また、顔の骨を鍛えて効率的に若返りさせるためには

  • よく噛んで食べることで顎の骨の老化を防ぐこと
  • よく笑ったり、しゃべったり、表情ゆたかに過ごすこと
  • 口を大きく開けるストレッチなどで鍛えること

などが、おすすめです。

 

顔の骨を鍛えるということは、顔の筋肉を鍛える引き締め効果や、

たるみの改善につながりますので、

骨の老化が内側と表面の両方から顔の老化を加速させていたのと反対に、

顔の骨と筋肉を動かして鍛えていくことは、

若返りのために相乗のアンチエイジング効果が期待できるのです。

 

 

骨を鍛える食事・生活習慣

 

骨はカルシウムの貯蔵庫として働いています。

つまり身体の栄養として必要になった場合には、

骨からカルシウムを取り出して消費してゆきます。

 

そのため、インスタント食品やファーストフードばかり食べていると、

食事でのカルシウムが不足して、骨の中のカルシウムを消費してしまうので、

骨密度が低下して、骨が衰えていってしまうのです。

 

ですから、毎日の食事でカルシウムを多く含む小魚や、

大豆製品、乳製品などを積極的に摂るように心がけましょう。

 

カルシウムが豊富で低カロリーなスキムミルクを、

お味噌汁やシチューなどに入れと、手軽にカルシウムの補給ができますし、

コクが出ておいしくなりますよ。

 

大豆製品にはイソフラボンというエストロゲンに似た成分が含まれているので、

骨に含まれるカルシウムが溶け出してしまうのを防ぐ働きが期待できます。

 

骨はカルシウムばかりで作られていると思いがちですが、

実はコラーゲンやタンパク質などが約3割を占めていて、

残りの7割がカルシウム、リン、マグネシウムなどのミネラル成分です。

つまり、肉や魚に含まれるタンパク質も骨の成分として欠かせないのです。

 

美肌のために摂っているコラーゲンやヒアルロン酸ももちろん、

関節の老化予防にもサポートしてくれます。

逆に言うと、関節や骨がコラーゲン不足だと、肌まで届かないこともありますから、

美肌のためにも関節や骨を若く保っておく必要があるということですね。

 

さらに、腸管からのカルシウムの吸収を助けるビタミンDも重要です。

ビタミンDは、皮膚が紫外線を浴びることで作られます。

1日中家の中にいる人は骨の老化も進行しやすくなりますので、

1日10~20分程度は紫外線を浴びるようにしましょう。

 

ただ、美肌にとって紫外線はデメリットも多いものですから、

ビタミンDのためだからといって、顔で紫外線を浴びる必要はありません。

例えば、手のひらや足の裏は、メラニンを生成する色素細胞の密度が低く、

皮膚が厚いため表皮の一番下にある色素細胞まで到達する紫外線の量を

身体の他の部位よりもずっと少なく抑えることができます。

 

だから、日光浴をするのであれば、

手のひらでしっかり太陽光を浴びるようにすれば安心ですよ。

 

また、紫外線を浴びた後のアフターケアをしっかりとしてあげれば、

紫外線によるダメージを肌の奥に残したままにせず済みますので、

紫外線を恐れすぎて身体に必要な栄養まで、避けてしまわないようにしてくださいね。

(参考:「シミ・シワ撲滅!うっかり日焼けの紫外線アフターケア」

 

いつまでも健康で元気に運動できるようにというだけでなく、

いつまでも美しくいるためにも、骨の健康はとても大切です。

 

アンチエイジングを考えるときは、ぜひ骨の健康のこともしっかり考え、

日々の生活でケアしていくようにしてくださいね。